神経の糸で編まれた白い翼が
天高く天高く
小さな点としてのお前たちを
はるかに見下ろす
気高く、誇りに満ちて、
力強く、繊細に震えながら。
鋭く研ぎ澄まされたその瞳孔は
遠くに生い出ずる事物の運命を
冷ややかに凝視している
その時、お前の血にまみれた腕が伸び
翼の主の脚をしっかりと掴んだ
小さな点は巨大な伽藍となり
その終着点を見たはずの産道は
不気味な謎と神秘を宿す無限の闇となった
かつて得た世界の把握は乞食の妄想となり
白い翼は禍の源として切り落とされた
もう再び血液を窒息させる存在の高みに
独り飛び立つことのないように
#詩