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イスラムの世界

イスラムを学ぶにあたって一番重要なのは、「アッラーの他に神なし」「ムハンマドは神の使徒なり」ということであり、六信五行であろう。六信とは「神」「天使」「啓典」「使徒」「来世」「定命」であり、五行とは「信仰告白(シャハーダ)」「礼拝(サラー)」「喜捨(ザカー)」「断食(サウム)」「巡礼(ハッジ)」である。イスラムの聖典は『クルアーン』と『ハディース』である。『クルアーン』は、音で認識すべきものであり、目で認識するものではない。アラビア語で読むべきであり、読誦(どくじゅ)すると言う。『クルアーン』を暗唱できる人のことをハーフィズ(保つ人)と呼ぶ。『クルアーン』はムハンマドに下った天啓の書であるり、内容といえば、善行をなせば天国、悪行をなせば地獄(ジャハンナム/ゲヘナ)に行くということに終始する。その内容のリフレインで『クルアーン』はなっているが、それは唱えることを重視した書物だからである。『ハディース』は、ムハンマドの言行録である。人間ムハンマドの言動が記されており、分量も多い。イスラム法を「シャーリア」と呼ぶが、イスラムでは政治と宗教は一致している。したがって、イスラムとはムスリム(イスラム教徒)の生活そのものである。祭政一致である。イスラムの共同体のことを「ウンマ」というが、これは「教会」といった位階制組織ではない。「ウラマー」とは「知識を保つ人」と言う意味で、「アーリム(知識・学者)」の複数形である。ウラマーを認定するのがウンマである。「イマーム」とは「尊師」と翻訳されることもあるが、イスラムの精神的な指導者のことである。「カリフ」がイスラムの政治的な指導者のことである。イマームがカリフであるべきと考えるのが、シーア派である。オスマン朝トルコでは、カリフがスルターンに政治的な実権を認める形であった。スンナ派はイスラムの正統派であり、分派前の大元と言える。シーア派はムマンマドの血筋をイマームとする、シーア派の理想主義、スンナ派の現実主義と言われる。ムハンマドの死後、アブー=バクルを指導者にしたのがスンナ派である。正統カリフの時代に続き、ウマイヤ朝がムアーウィアによって創始され、「アラブ帝国」と呼ばれた。一方、その後、アッバース家がアッバース朝を始め、「イスラム帝国」と呼ばれた。征服事業では、ウマイヤ朝、イスラムの事業では、アッバース朝が貢献したと言える。

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